FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

音の文化カフェ vol.54 2015.12.3.(木)~「土佐のわらべうた」から知る高知の昔~ 報告

武政英策さんらの活動により残された
土佐の伝承わらべうたを改めて知るという趣きの会でした。

会場には当時武政英策さんと一緒に仕事をして
ラジオ局でわらべうたの録音を行われた方、その歌を歌われた方(お二人ともに80代)、
また武政英策さんと同じく詞の分野で、土佐のわらべうたを残そうと活動された
近森敏夫さんの息子さんが来てくださって、
当時実際に関わっていた人のみが知る興味深い苦労話やエピソードを次々と話してくださり、
興味をもって参加された方にはとても贅沢な時間となったのではないでしょうか。

近森敏夫さんが残された本「土佐のわらべうたの記」のまえがきの一部を紹介します。

戦後の急変した生活様式の中で、
土佐の子供の世界から失われてゆく童歌を、
繋ぎ止め記憶の中に呼び戻すようにと、
新しい言葉と旋律を加えて創作したものである。

RKC高知放送から毎夕の連続放送が始まったのは
昭和29年1月4日のことであった。

7ヶ月続いたその放送の後、
NHKやわが国で初めての創作ミュージカルプレイ化など
様々の発表形式を持ってこんにちに及んだが、
その間に伝承わらべうたと私の創作わらべうたの区別が、
次第につかない状態になってしまっていた。
~省略~本書はそれらの一篇ずつの着想その他の制作態度について、
一度は明らかにしておかねばならぬ事どもを記したものである。

つまり、そのままでは消えていくものを、手を加えて整え、
後世に残すべく、ご苦労くださったわけです。

その中から14編を紹介。

メロディーは、武政英作さんの楽譜集を参考に紹介。

代表的なもの、
「お月さんももいろ」、「シャシャブとグイミ」、「夕焼け」、はもちろん、

赤岡町に伝わる「塩市」では、
昔、赤岡が塩で栄えた町だったことが歌われていたり、


高知市に伝わる「おなごのえらもん」の中で歌われる、
「おなごのえらもん鉦叩き」は、
昔は葬式の前に町内や村中を鉦をたたいてふれあるき、
また葬列の前を行くのを勝気な女の職業としたことから、おこったものだと記されている。

また、よさこい踊りの「よっちょれ」のもとと思われる詞では、

「よっちょれ」は「当時いたずら盛りの甥がチャンバラゴッコで
たまたま往来をかけながら発する声をきいて用いたもの。」と近森敏夫氏。

素朴な歌詞とメロディーは、美しく心に響きます。
高知の昔を、歌を通して残していけたら素敵ですね。  mk

PS. 終了後に、小学校2年生の女の子がヴァイオリンを披露、
そして、アコーディオンの坂野志麻さんも、今回も駆け付けてくれて、数曲演奏してくださいました!
ありがとうございました!



コメントの投稿

非公開コメント

こうち音の文化振興会とは?
「演奏家」と「依頼者」をつなぐ機関です。 2009年5月、活動開始しました。 詳しくは、ウェブサイトをご覧下さい。

こうち音の文化振興会

Author:こうち音の文化振興会
FC2ブログへようこそ!

カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。