里帰りコンサートを終えて 南国市出身・オーストリア在住の歌手岡本光世さん


おとの泉・秋の号のインタビュー、書ききれなかった興味深い、
西欧での学費などについても、あります。

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2005年渡独。ドイツ国立ロストック音楽演劇大学・同大学院を最優秀で修了。2010年国家演奏家資格取得。現在オーストリアのリンツ歌劇場に専属合唱団員として勤務。8/1に故郷高知で演奏会を開いた岡本光世さんにお話を伺いました。

Q:音の文化振興会と繋がったきっかけは?

A::ツイッターで知った音の文化さんを介して「おとの泉」のことを知り、ダメ元で連絡してみました。

Q:連絡下さって、とても嬉しかったですね!岡本さん以外ににも、国外の高知出身演奏家とツイッターでつながっている方いらっしゃるんです。少しでもその方々の力になれたら嬉しいし、また高知で活動してる演奏家にいい刺激になればいいですね。

Q:向こうのいい点は?

A:すごくおおらかなところかな。ドイツはかっちりしてますが、南の土地柄としてそうなのかも。時間もきちきちしてないんです。

Q:土佐時間ならぬ、オーストリア時間ですね?(笑)

A:自然も豊かで、私の住んでいるリンツではアルプスは見えるし、車で少し走ればきれいな湖もある。ハイキングや、泳いだり、スキーしたり・・・。私はできませんけど(笑)

あとやはり、音楽が身近に溢れていることですね。
教会以外にもいろんなところで、あります。私の勤めている劇場でも殆ど毎日、オペラ、オーケストラ、バレエ、演劇などがあり、1000円程度で気軽に鑑賞できるんです。小さな町リンツだけでも、コンサートホールと私たちの劇場がありますが、来年の4月には更に新しくオペラ劇場ができるんです。その他にサロンが沢山あり、室内楽がさかんですね。
ミュージカルやオペレッタは、毎回お客さんが一杯です。ただ、マイナーなフランス語のオペラなんかは入りが悪い時がありますが、モーツァルトなんかは、やはり人気がありますね。
午後7時に普通に店が閉まるので、夜の楽しみは食事か劇場に行くしかないんです。演奏会の休憩時間が30分くらいあって、その時間が一つの社交場にもなっています。

Q:日本だと平日は仕事終わって、疲れたし、明日も仕事有るからってなかなか腰が重くなりがちですが、向こうは、アフター5が充実してるんですね!

A:そうなんです!ワイン片手に会話を楽しむのをみると、文化だな~と思いますね。
毎回聴きにに来て下さってるようなコアなお客さんたち演奏者との繋がりができたりするのも面白かったりします。 

Q:音楽を勉強する環境は?

A:私は、ドイツで勉強しましたが、学費はただのようなもの。しかも学生割引で演奏会が安くきける、とてもありがたい環境でした。
ただ今ドイツも経済的に大変なので、値上がってきてますが、それでも高くても1学期10万円程度。

私が通ってたのは北ドイツでその波がまだ来てなくて
1学期82ユーロ(1万以下)で、その費用が学校運営組合費と半年間分の市内交通定期代になってる感じです。

各練習室にはスタンウエイ、ヤマハがメインで備わってるんです。
日本では2,3万する個人レッスンも、向こうでは高くて5000円くらいですみます。

また、私立の音大で一般の人がCDや楽譜を借りられるんです。年間500円くらいでカード作って、2か月間30冊までとかで借りられるんです。

Q:今後どんな活動をしていきたいですか?

A:今後、いろんなアンサンブルをしていきたいですね。
あとは、向こうで参加して面白かったのが、歌や、伴奏ピアノとかのマスタークラスを2,3日くらいで集中してやって最後に受講生コンサートを一般に公開して・・・
講師の先生も高知に観光がてらお呼びして、向こうで勉強したことを、地元高知に還元できたら・・・と思います。

Q:受講生募集は、県外にもアピールできますね。音楽の勉強して、おいしいもの食べて・・・高知の郡部でもいいですね。
次高知に戻られるのは1年後とのことですが、その時には、また素敵な歌声を聴かせてください!

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遠く離れた地からも高知に眼差しを向けて下さるのは嬉しいですね。
また、向こうのリアルタイムな話題も教えていただけて、より身近にオーストリアが感じられました。
こうち音の文化振興会とは?
「演奏家」と「依頼者」をつなぐ機関です。 2009年5月、活動開始しました。 詳しくは、ウェブサイトをご覧下さい。

こうち音の文化振興会

Author:こうち音の文化振興会
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